タイを含めて、海外で現地の人と結婚する場合、大変なのが、日本へのVISA。一時期、偽装結婚のニュースがよく流れたが、自分も実は偽装結婚をしてしまい困っているという相談を匿名相談会で受けたことがある。
日本人としては、正式に結婚してと考えるだろうが、様々手続きの面倒くささに現状維持の内縁を続けるということもある。
この場合、大抵が男のほうがかなり年上で、日常生活に不便がないから、まあいいかとなりがちだが、女のほうは自分の立場が不安になる。
そこに想像がつく男性であれば、自分でやるなり、現地エージェントに依頼するなりして、手続きを進めると思うが、費用のことばかり考える人もいる。
相手の不安を抑える方法として、遺言を残しておくというのは、方式面において最も簡単といえる。簡単だからこそ、遺言の取り消し、変更によって、有効性がなくなることもあるので、実効性という意味では、関係性の維持に依っているのが分かる。
もし、自分のことが嫌いになったら、足蹴にするようになったら、浮気したら、遺言をとりけしするぞという暗黙のメッセージ。
内縁関係の場合は、遺言を作成する過程で、相方と話し合うことが増えるので、関係性の強化にもよいと思われます。
現地のエージェント、日本の専門職に相談されることで(つながりができます)、いろいろ役に立つ情報が入手できますので、最初の一歩を踏み出すことをお勧めします。
今年も10月12月に海外相続、成年後見(主に財産管理と身上監護)の懇親会(広報として)をやります。
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